小児歯科ブログ

2013年9月 2日 月曜日

子供の歯磨きが、なかなか上手にできなくて困っていませんか?

あるお母さんは本当に困った顔で、またあるお母さんは歯医者から責められると思い、
そしてあるお母さんは子供の口の中の汚れを指摘する前に予防線を張って、「うちの子は歯磨きをさせないんですよ!」と
小児歯科に来る1から4歳の子供のお母さんからよく耳にする言葉です。

家庭では子供の歯磨きをしないといけないと思いながらも泣いて暴れたりすると、歯磨きをする方も悲しくなります。
あげくのはてに「そんなに泣かせてまですることでない。どうせ生え換わる歯なんだから」と周囲の人から言われて
お母さんとしては途方にくれる毎日だと思います。
そして「ああ、また歯医者さんに叱られる」と思い、子供でもなくても「歯医者はいや!」と言いたくなるところです。

そんなため息を吐いているお母さん!
子供が歯磨きを嫌がるのは当然ですよ。
中には上手に歯磨きをさせる子供もいますし一概には言えませんが、1から4歳のほとんどの子供が
歯ブラシを見たとたんに大騒ぎをして逃げ出します。
したがって、この子供の気持ちを理解してあげることが大事ではないでしょうか。


それではなぜ子供は歯磨きを嫌がるのでしょうか?

第一に子供はお口の感覚が非常に敏感です。
生まれてすぐに赤ちゃんは、お母さんの乳首に吸いつくでしょう。
「おっぱい」を誰も教えなくても見事に探し当てます。その探し方は目で追って吸い付くわけではなく、
手で探すわけもありません。
まさに口の感覚、特に口唇の感覚で探し当てます。
そして乳首を口唇と歯肉でしっかり捕らえたら、驚くほど力強く巧みに舌を前後に動かして母乳を吸いそして飲み込みます。
これは赤ちゃんの持つ感覚のうち口の感覚が非常に敏感だということなのです。
おそらくこれは赤ちゃんが生きていくために神様が与えてくださった知恵でしょう。

第二に歯ブラシが歯肉にあたっていたいことがあります。
前歯ならまだしも、見えない奥歯を正しく磨くのは、容易ではありません。
そこでどうしても盲目的にごしごしと強くやってしまいがちです。
この時、歯ブラシの毛先が歯だけでなく歯肉まであたっていることに気づかずに強く歯ブラシを動かすと、
これは子供にとっても痛いものです。

第三に虫歯や歯肉炎のある場合があげられます。
すでに虫歯がある場合、歯ブラシの刺激で痛くなることがあります。
また長い間口の中が汚れていると歯垢によって歯肉の炎症を起こしがちです。
この時の子供の歯肉は敏感をとおり越して過敏になっており、
そのために歯ブラシがあたるだけで痛いと感じることがあります。
これらが原因で歯磨きが十分になされていないと更に病状は悪化して、
より一層歯磨きが嫌いになるという悪循環をもたらします。

第四に自立心の芽生えがあります。
2から3歳のいわゆる第一反抗期になると、自分だけで歯磨きをしたがるようになり、親による歯磨きを拒否するようになります。このくらいになると結構力も強くなり、子供を捕まえて歯磨きをするのが大変になります。
結局、子供に負けて「自分で磨いているからいいか」という気になり油断していると、
あっとゆう間に虫歯になってしまいます。

第五にお母さんやお父さんの顔が恐いことがあります。
ついお母さんやお父さんが熱心なあまり、暴れる子供を捕まえて押さえつけて、
歯磨きをしている姿を見るとまさにそうなんです。顔が恐いのです。
したがって、子供の歯磨きが思うようにいかなくても、
当然と思って、「大丈夫よ」「もうすぐよ、がんばって」と声をかけながら歯磨きをしてあげてください。
あるいは音楽を聴きながら、また歌でも歌いながらやってみてください。
ぜひ楽しい歯磨きを演出してください。

以上、子供が歯磨きを嫌う原因について幾つか述べてみました。
さて、それではどうしたらよいのでしょうか。
ここが知りたいのでしょうが、これはそれぞれの子供の性格、年齢、成長発達、さらに生活環境、特に食生活などによって
違いがありますので、ぜひ小児歯科医院に来院されて、その子供にあった歯磨きの仕方を教えてもらうとよいと思います。

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投稿者 医療法人そらだ小児歯科医院

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